処方してもらえる痩せ薬

このページでは数ある痩身薬の中で、ダイエット外来で大概処方される薬「サノレックス」と「ゼニカル」についてまとめてみました。

厚生労働認可の食欲抑制薬「サノレックス」

ノヴァルティスファーマが製造販売するマジンドールのこと。+70%以上、BMI35以上の高度肥満症の方が対象となります。

脳内の食欲中枢に直接働きかけ、食べたい気持ちを抑えてくれるので空腹を感じにくくなります。また、アドレナリン、ドパーミン、セロとニンなどによる再取り込みも抑える働きがあります。

作用は食欲を抑制する交感神経作用のアミンや覚せい剤・アンフェタミンに類似。よって、食事量を減らすダイエット法とは違い、リバウンドしにくい特徴を持っています。服用によって新陳代謝も上がるため、有酸素運動と組み合わせるとより効果的です。

ただし、飲酒に対しては残念ながら制限でません。

注意したいのは、サレノックスは肥満解消薬ではないことです。一時的に減量を助ける働きを持つ薬であって、ライフスタイルを改善し、食事・運動療法を継続していく必要があるということです。

服用方法は、基本的に医師の指示による、用法・用量を守ることになります。ただし、妊婦、緑内障、心肝疾患の方には服用できません。

副作用として、口の渇きや便秘、不眠症や多少のめまい、薬依存症もあります。

アメリカFDA認可の「ゼニカル」

ロッシュが開発したリパーゼ阻害薬。たんぱく質、炭水化物、資質のうち、1グラム当たりのカロリーが高いのは脂質なので、減量薬というより、カロリー削減薬といえるかもしれません。

これはサノレックスと違って、日本でまだ認可が下りていない薬でもありますが、今のところ薬被害の報告はありません。アメリカFDA(アメリカ食品医薬品局)の認可があるため安全であることは確かです。

食事に含まれる脂肪分を体内に吸収せずにそのまま体外に排出。主成分のオルリスタットが肝臓に備わっている分解酵素のリパーゼの分解・吸収作用を抑制します。

また、マイクロクリスタルライン・セルロースという成分が腸内浄化をもたらし、便秘改善の効果があります。コレステロールを形成する脂質を排泄するのですから、高血圧や糖尿病にも良い薬といえます。

注意点として、既についた脂肪については作用しないということ。やはり計画的な食事・運動療法が欠かせません。なお、サノレックスと併用するとより効果的といわれています。

服用方法は、サノレックス同様に、医師の指示が基本です。

気になる副作用ですが、便通の回数増や胃もたれ、ベータカロチンやビタミンEといった脂溶性ビタミンも一緒に排泄されるため、ビタミン不足になることがあげられます。