痩せるダイエット外来ナビ >  ダイエットができない人は注目 最後の砦・ダイエット外来とは

ダイエットができない人は注目 最後の砦・ダイエット外来とは

ダイエット外来とは?

専門的な治療が受けられる、本気で痩せたい人のための診療科

なかなか思うようにダイエットがいかない…なんて悩んでいる人や、せっかく痩せてもすぐにリバウンドしてしまうといった悩みがある人におすすめなのがダイエット外来(もしくは肥満外来)。

ダイエット外来とは病院の診療科の一つであり、カウンセリングや精密検査などで肥満になった原因を探り、個々に合わせた治療を一緒に考え指導・サポートしてくれる、本気で痩せたい人には大変助かるところ。

病院っていうと病気にならないと世話にはならないってイメージがあるけれど、ダイエットに専門的な意見と治療をしてくれるのは非常に助かるし心強い存在ね。

医師だけでなく薬剤師や栄養管理士、臨床心理士などがそろったチーム医療で取り組む、かなり本格的なクリニックもあるのよ。

ダイエット外来を受診できる人とは?

肥満やメタボと診断された人、BMI25~35以上の人

一般的な受診対象者としては、健康診断などで肥満やメタボリックシンドロームと指摘された人、もしくはその予備軍、さらには生活習慣病の治療を受けている人。

医療機関によっては、明確に治療を受けられるボーダーラインを作っているところもあり、BMIの数値ではっきりと示しているところもあるぐらい。

このBMIというのは、肥満度を測定するさいに用いられる指標で、日本で肥満をするボーダーラインはとっても厳しいの。
WHOが定める欧米職よりもはるかに低いのだから、欧米人が日本で診断を受けたらとんでもなくビックリしそうね。でも、どうして日本は厳しく設定しているのかというと、日本人の肥満タイプが内臓脂肪型肥満であり、これが軽度でも健康障害を引き起こしやすいからなの。

内臓脂肪型肥満の判定は、ウエストを測定した数値を目安にスクリーニングして、最後はお腹をCT検査でスキャン。内臓脂肪面積を割り出して決定するのよ。

最近は、メタボリックシンドロームなんて言葉も浸透しているから、イメージできる人もおおいのではないかしら。ちなみに、男性はウエスト85cm以上、女性は90cm以上、面積100㎡以上だとアウトよ。

で、一般的にはBMIが25以上だと肥満としてダイエット外来の治療対象となるわ。ただ、病院によってはBMI35以上としているところもあるから、事前に確認が必要ね。

食事療法は基本中の基本

管理栄養士と二人三脚で食事を見直す

ダイエット治療では、食事療法・運動療法・行動療法・薬物療法・外科的治療とあるけれども、基本は食事療法と運動療法の2つ。

特に食事療法は真っ先にやらなければいけない重要項目よ。食事療法では、エネルギー量のコントロール、栄養バランスの見直し、食べ方にポイントを絞ってやるっていうわ。

エネルギー量のコントロールでは、消費エネルギーを超えて脂肪にならないように、かつ摂取エネルギーを減らして体脂肪を減らしていかなければいけないの。この摂取カロリーは、個人ではなかなか把握しにくいもの。体重や肥満度、性別、年齢、合併症の可能性や有無などを考慮して設定してくれるのは、まさにクリニックならではといえるわね。

またカロリーだけでなく、栄養バランスも無視できないもの。独自ダイエットで問題となりがちなのが、摂取カロリーを減らすことはできても、栄養バランスがガタガタで体調を崩してしまった…なんて、よく聞くダイエットの挫折話よね。栄養バランスを無視したカロリーカットは、タンパク質やミネラル、ビタミン不足に陥りやすく、むくみや便秘、皮膚トラブル、抜け毛、貧血なんて嬉しくない事態を引き起こしてしまもの。

1日3食、主食・主菜・副菜をバランスよく食べることが大事とはいえ、なかなかわからないわよね。その点ダイエット外来なら、栄養士が適切な栄養バランスについても指導してくれるから安心だわ。

そして、食べ方も大事。ながら食いをせず、ゆっくりよく噛んで食べる…基本である食べ方もしっかりと指導してくれるの。

じっくり効率的にやることで、入院してみっちり治療を受けるなら1カ月で1~2キロ、通院してなら1ヶ月1キロぐらいの効果が出るように、無理のないスケジュールと現実的な目標設定を設定しておこなってくれるのが、ダイエット外来の良いところと言えるわね。

ダイエット外来で用いる医学の力

さまざまな治療法があるダイエット外来

治療方法は医療機関によって異なり、保険が適用されるかどうかも治療内容によって異なるの。

日々の食事の改善を目的とした食事療法、運動療法、行動修正療法を基本に、食欲抑制剤や脂肪吸収抑制剤といったダイエット薬や漢方薬、ダイエット効果を高める薬剤を配合した点滴、脂肪を溶かして体外に排出する脂肪溶解注射、脂肪吸引や胃バイパス手術などの外科的手段を用いることもある。

最近では、遺伝子レベルで調べて、より的確な肥満の原因と対処法を探ったりもしているわね。

外科的処置としては、肥満による合併症の発症や進行予防の為におこなわれることもあり、日本では胃バンディング術や胃形成術(切除術)、胃バイパス術、十二指腸転換術の4つよ。

  • 胃バンディング術…胃を切らずに縛って小さくする。
  • 胃形成術…開腹手術もしくは腹腔鏡手術で、胃の一部をカットして小さくする。腹腔鏡手術の腹腔鏡下スリーブ状胃切除術では健康保険が適用されるけれども、BMI35がその条件。それ以外はすべて自費で、高いと200万もの金額になることも。
  • 胃バイパス術…胃は残すものの、食道と小腸をつないでしまう。
  • 十二指腸転換術…栄養の吸収を制限。

欧米なんかでは広く普及していて、特に上部消化管に対しての手術は糖尿病改善に良いとして高く評価されているの。でも日本では、肥満や合併症の可能性が考えられる時の手段といった見方が強いわね。

ダイエット薬としては、ゼニカルとサノレックスが定番。ゼニカルはリスタットが脂肪分解酵素リパ-ゼの働きを抑制し、食事に含まれる脂肪が吸収されるのを30%ほどカット。アメリカ食品医薬品局・FDAでは承認されている薬ですが、日本ではまだ未承認の為健康保険は適用外。サノレックスはBMI35以上で、食事療法と運動療法をサポートする形で使用する薬。健康保険が適用されることもあるけど、約2か月半ほどで耐性ができてしまうので、3ヶ月以上の使用はNGなの。

ダイエット外来の治療には、どんなメリットがあるの?

わざわざダイエット外来に通うメリットには、どんなことがあるのか?自宅でできそうなダイエットを医療機関に任せるには、それなりのメリットがあるから。でも、逆にデメリットも…。ダイエット外来を受けるメリットだけでなく、デメリットもきちんと理解したうえで受診することをおすすめするわね。

ダイエット外来の費用はどのくらい?

ダイエット外来にかかる費用は、クリニックによってさまざま。保険診療となるものと自費診療となるものとあり、後者の場合では数万単位での出費になることがほとんどね。しかも、クリニックで金額が設定できるから、他のクリニックとどれだけの差があるのか要チェックよ。保険が適用されるのが一番いいのだけれども、それには条件があるから、条件を満たしているうえでの受診であれば、うまく利用したいわね。

ダイエット外来の流れ

医療機関によって多少の差はあるものの、大体が同じ流れでおこなわるもの。診察、検査、そして実践。定期的に通って目標値に近づけているか、そして指導を受けて今後のダイエットをより確かなものにしていく…ってところね。

ダイエット外来はエステでのダイエットとどう違うの?

よくクリニックと比較されるのが、エステ。美容といえば、この2つはどうしても比較されちゃうわよね。ダイエットに関して言えば、クリニックとエステには決定的な差があり。ダイエットのやり方も違うから、おのずと自分自身の受け取り方も異なってくるわね。どちらが自分にとって効果的か…じっくり考える必要があるわ。

ダイエット外来の選び方のコツは?

ダイエット外来を選ぶ際には、どんなダイエット方法を取り入れているかが気になるわね。それらを比較して、自分にできそうなダイエットを選ぶわけだけど、他にも比べておきたいことがあるの。そして、ダイエット外来選びで失敗しないコツも…やっぱり、コミュニケーションがなってないとダメなのよね。